kk-web

TD-07とAG03MK2を使用してMacに音を取り込むのにやたら苦戦した話

2025-04-09

相変わらず電子ドラムをドコドコ叩いているのですが。

電子ドラムを叩くときって、普段は iPad を Bluetooth で取り込んでいるのですが、配信時は Mac の音を取り込むようにしています。

で、そこに加えて自分もカメラで映しつつ配信しているのですが、LUMIX の DC-S5 ってリアルタイムの取り込みはそこまで強くありません。

とくに取り込む際の遅延がコンマ何秒発生しまして、それを OBS でそのまま流してしまうと、当たり前ですが音と映像でズレが生じてしまいます。


とはいえ、OBS 側では映像を早めて流すことはできず、そうなると音声を遅らせるしか手段はないのですが。

今までは音声の遅延を OBS 上でやっていまして、つまりマイク・電子ドラム(TD-07)・デスクトップ音声の 3 つを遅延させる必要があるわけです。

で、この感じって結構気持ち悪くて、OBS でミキサーっぽいことをやってるわけなんですよね。

そうすると OBS の遅延の精度がどれくらい正確なのかも怪しいですし、音声デバイスが 3 つに分かれている時点で結構アレなわけです。


そこで ChatGPT に相談したところ、オーディオインターフェースで解消したら良いよという、至極当然な回答が返ってきまして。

結果的にぼちぼち安価な AG03MK2 の購入に至りました。

あとはこれでミックスしてちゃんちゃん、という話にしたかったのですが、ここで意外と引っかかってしまった、というお話です。


何に引っかかってしまったのか、結論から書いてしまうと。

オーディオインターフェースにヘッドホンを繋いで TD-07 の音を聞いてみると、低音が明らかに割れてしまいます。

で、これって多分 TD-07 の仕様っぽくて。

多分 Mac で取り込むのは問題ないと思うのですが、ドラムを叩いているときって結構な大音量で音を聞く必要があります。

なので単純に割れてしまうという、えーって感じでした。

もちろん TD-07 と AG03MK2 の音量バランスを調整しまくったのですが、まぁ焼け石に水だなと。


そうすると AG03MK2 が使えないことになってしまって、いやそれはあまりにももったいないだろうということで、いろいろと試行錯誤してみました。

まず本来したかった形がこんな感じでして。

シンプルで良い感じです、PC の音は Loopback で返せばそのままミックスできちゃいますね。


で、結果的にどうなったかと言いますと。

キモいですね、すごく。

ポイントは以下のとおりです。

  • PC からの音は複数出力装置を使って TD-07 と AG03MK2 の両方に出力する
  • TD-07 からの出力は二股のオーディオケーブルを使用してヘッドホンと AG03MK2 の両方に出力する

特に後者の二股のオーディオケーブルはやばくて、アホみたいですね。

ただこれだと TD-07 の音については直でヘッドホンなので、音が割れることはなかったです。


そんな感じです、多分誰の参考にもならないと思いますが、備忘録がてら。

また進捗があれば追記しようと思います。

© 2018 kk-web