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めんどくさいことはめんどくさいからめんどくさい

2024-05-12

自分の性格の 1 つに『めんどくさがり』というのがあります。

仕事にせよプライベートにせよ、まーめんどくさいことが嫌いなタイプでして。

めんどくさいことって、単純にイヤじゃないですか、めんどくさいし。


ところがどうして、世の中案外めんどくさいことが嫌いじゃない人のほうがマジョリティな気がしていまして。

仕事の付き合いで見ると、めんどくさい考え方とかめんどくさい実装とかめんどくさい技術とか、そーいうのを好んで使う人って結構多いんですよね。

なのでめんどくさいことが嫌いな自分の考え方というのは、どこの現場に行っても「言ってることは正しい、けど…」という反応で流されがちなことが多く、個人的には『意味がわからん』って結論に至りがちです。


日本人特有の民族性なのかどうかはともかく、めんどくさいことを乗り越えた先に存在する達成感とか、そもそもめんどくさいことを取り組むことに対する多幸感みたいなのを感じる人が多いんですよね。

で、まぁ感じんとすることはわからないでもなく、得られる結論が同じであったとしても、大変な努力の末に手に入れることと、簡単なプロセスで手に入れること、前者のほうがやりがいとか美学が感じられるんでしょうね知らんけど。


こと IT 系の開発に限った話で言うと。

今どきアホみたいにややこしくめんどくさい技術を駆使してモノづくりを行うというのは、個人的には非常にナンセンスだと思っています。

というのも、年を追うごとに技術はなんだかんだで発展しているわけで、技術のキャッチアップを行っていれば、以前よりも遥かに高度なことの実現が、いくらか容易く行うことができるのは自明の理なのです。

にも関わらず、めんどくさいことを率先してやりたがるバカが多い現状には本当に辟易させられます、何考えてんのまじで?ってどーしても思わざるを得ません。

技術に限らず、物事のハードルはどんどん下げていくべきなわけで、これを上げたがるというのはいささか理解し難く、オナニーとなんら変わらんやんけと強く言いたいです。


改めて、めんどくさいことをやりたくないという感覚は、個人的には非常に重要だと思っています。

めんどくさいから物事をシンプルに、難易度をイージーに、考えることを少なくするようなアプローチをかける、これらを常に心がけたいなーと。

ハードルやレベル感を下げることで、物事は円滑に回っていくんじゃないかなと、そう思う今日このごろです。

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