Next.jsで使用していないファイルを洗い出すnpmパッケージを作りました
2024-05-02
久しぶりに npm パッケージをリリースしてみました。
一応 Fork もとに next-unused があるのですが、実装はほぼ作り直しました。
以下、開発に至った経緯です。
いろんな現場にフロントエンドプログラマーとして途中から参画してきましたが。
どこの現場もコンポーネント設計がめちゃくちゃなので、そこの修正から始めることになることがほとんどだったりします。
で、コンポーネント設計を修正していると、果たしてこのコンポーネントは使用されているのかされていないのか、もうわけがわからなくなるケースが出てきます。
そこでふと『使用していないコンポーネントを洗い出してくれる npm パッケージってないのかなぁ…』と思いまして、調べてみたところ next-unused というパッケージに至りました。
ただこのパッケージ、alias 周りの挙動感が少し怪しい…最後のリリースから 3 年以上経っていますし、それなら自分で解析して作り直してみよう!という感じで作ってみました。
ということで解析してみたところ、このパッケージのコア部分は madge というパッケージを使用していまして。
ファイル同士の依存関係を洗い出しているのが madge らしく、世の中便利なパッケージがあるものだなぁと。
どうやら依存関係を画像でも出力できるみたいです、すごい。
alias の解決に多少苦戦したのですが、baseUrl を設定してあげたら無事動いて一安心でした。
正直なところ、実装感をいじれば Next.js に限らずなんでも使えそうですが、まぁとりあえずは良いかなと。
ぜひ使ってみて改善案やバグの報告をいただけると幸いです。