腐りかけのほうれん草とADHDの妻
朝目が覚めて 9 時ごろリビングに向かうと、開口一番妻から「冷蔵庫にしまうときは、ほうれん草は大根の下にしまわないでください」と怒られました。
詳しい話を聞いたところ、冷蔵庫の中で大根に潰されたほうれん草がひどく傷んでいたとのことで、なるほどそれは悪かったと、次からは気をつけると謝りました。
で、自分としてはこれで話は終わりだと思ったのですが。
妻から怒られて謝罪をしたのですが、妻の機嫌は一向に治らず。
どうやら毎朝行われている会社のリモートのミーティングに今朝は参加が間に合わなかったようでして、なにかあったのかと。
リビングを見渡すと流しに作業途中のほうれん草が放置されており、調理台には準備中の妻の朝ごはんが置きっぱなし。
そういえば廊下の電気もつきっぱなしだったなと消しに向かうと洗面所のドアが全開、洗面所の鏡も全開、鏡を閉じようにも使用中のビューラーが出っぱなしで引っかかる始末。
その後も憤慨している妻からどうにか話を聞き出したところ「腐りかけているほうれん草のせいで、朝の完璧なスケジュールが崩れてもうダメだった」とのことで。
普段から旦那のスケジュールは崩しまくるくせに、逆の立場になるとそこまで機嫌を損ねるのはどうなの?と内心思いつつ。
一体朝から何個のタスクをやろうとしていたのか、すべて中途半端な状態で、その一方でリモート出社にもかかわらず遅刻とは、さすが ADHD だなぁと。
仕方がないのでビューラーをしまって鏡を閉じて洗面所のドアを閉めて廊下の電気を消してほうれん草をタッパーにしまって冷蔵庫に入れてほうれん草が入っていたボウルをしまって放置されている朝ごはんをいったん片してあげました。
これが ADHD の特徴なのかどうかはわかりかねているのですが、妻はお腹が空くと極端に機嫌が悪くなります。
日々のバイオリズムも影響していると思いますが、生理中などはなおさら機嫌が悪くなるので、同じ事象にぶつかったとしても、時としてまったく逆のリアクションが返ってくることもあります。
機嫌が良いときは極端に機嫌が良く、悪いときはとことん悪い。
そんな性格(?)なので、日常会話も刻々と配置場所が変わる地雷原を踏み抜かないようにしなければいけないです。
ただ繰り返しになりますが、これが ADHD によるものかどうかは自分も把握しかねています、今のところこれは単なる妻の性格かなーと思っているのですが。
ということで結論としては、ほうれん草を冷蔵庫にしまうときは大根の下へ入れないようにしましょう、ということでした。